mime1166.com

ホーム

インフォメーション
プロフィール
作品案内
ステージ
レッスン
日記
写真
リンク


<過去の日記>
2004.1.1.〜2004.11.13.




2004.11.13.

今日、化石を買った。

実は小さい頃から化石が大好きなのだ。
何億年もの時を越えて化石になり、そして偶然掘りおこされてここにある…と、そんなはるか太古のロマンと、その時の流れを感じてうっとりしてしまう。

あまり知られていないが実は化石になるのはそんなに簡単なことではない。
いろいろな条件がピッタリそろわないかぎり化石にはなれないのだ。
つまり化石になれて現在もその形が残っているというのは生物として誇らしいことなのだ。
選ばれた者だけに許されたかたち…そんな奇跡のような条件の結晶、それが化石だ。

そんな化石が税込み105円で売っていた。
ほんの直径1.5センチのアンモナイトの化石だか、缶コーヒーより安いというのはちょっと…。

さらにモロッコ産のアンモナイトとアメリカ産の三葉虫が何億年の時を越えて小さなケースで出会い、抱き合わせられ税込み315円というのは、誇り高き彼らにとって屈辱以外のなにものでもないだろう。

来年のスケジュール帳を買うついでに105円のアンモナイトの山の中から比較的形のきれいな物を選んでレジへ。

このアンモナイトはスケジュール帳と一緒にいつも持ち歩こう。
そしてたまに何億年も前の世界に思いを馳せてうっとりしよう。

今日は105円でちょっとスケールの大きな買物をした。



2004.11.9.

先週、奈良の高校の文化鑑賞会で「マイムの時間」を上演した。

「アンバランス」大阪公演が終了してすぐ翌週に「マイムの時間」…全く内容やカラーが違う作品なので切り替えが大変!

早朝から照明・音響機材を体育館に持ち込み、お昼には準備完了。
同じ「マイムの時間」でも会場条件やホールの大きさ、お客さんの住んでいる地域や年齢層が違うとノリや集中の度合いが変わってくるので開演前は毎回緊張する。

高校の文化鑑賞会も学校の雰囲気などによってずいぶんと違う。
以前行った学校で、開演前に校長先生が生徒達に「静かにしろー!」と何度もマイクで怒鳴っていたところがあった。
いざ始まってみると生徒達は笑うところでは大笑い、集中するところでは集中してとても楽しんでいるようだった。
終演後、舞台袖に真っ先に入ってきたのは開演前に怒鳴っていた校長先生だった。
「静かにしろー!なんて怒鳴らなくてよかったんですね…。」とちょっと恥ずかしそうな表情で言ってくれた。
わざわざ言いに来てくれて嬉しかったし、きっと「いい先生」なんだろうと思った。

今回の奈良の高校も、とても楽しんでもらえたようだ。
ノリも良く、つい後半の「パントマイム体験コーナー」ではのせられて本業ではないはずの「しゃべくり」もまさに『舌好調』(笑)…。
そうやって「マイムの時間」無事終了。

帰ったら早速感想のメールがいくつも届いていた。

「文化鑑賞会っていったらいつも眠くなるんだけど、今日は本当におもしろかったんでずっと起きてました。」
そいつはよかった!

「頑張ってください!」
オウ!頑張るぜい!

「トークの方も楽しかったです。」
本業はマイムだぜ!

「今日の公演を見て尊敬しました。本当に有難うございました!!!!!!!!!」
楽しんでもらえて嬉しいぜ!!!!!!!!!


「ほんでゎほんでゎ、また良かったらお返事くらさい(~ー~)さよぉならぁ☆★」
返事、気長に待っててくれぇ!

かし…最近の高校生のメールって顔文字とか記号とか多用するんだな…。
と、ふと気付けば明後日33歳になるマイム界のアイドル「なお様」こといいむろなおきは思うのでした。



2004.11.5.

「アンバランス」大阪公演終了!

みに来てくださった方々、ありがとうございました!
東京から数えて全8回公演、いやはや長かったようなアッという間のような…。

大きなアクシデントもなく…と言いたいのですが、大阪公演最終日、実はちょっとした事件(ちょっと大袈裟?)があったのでした。

今回の舞台、暗転中の移動が多かったためにお客さんから見えない袖や客席の階段のところなどにケミホタルと呼ばれる魚釣りでつかう発光する小さな物を配置していたのです。

最終日のオープニング、暗転中に位置について顔をあげると…あるわけのないあたりから赤く発光するものが…。
「ケミホタル?」
いや、明らかにセンターからずれている。

よく見ると、うっすらと液晶画面に浮かび上がる顔…。
「ケータイ?」

「いや、ビデオカメラだ!」

なんと最前列から堂々とビデオカメラをかまえている人物がいる!
もちろんのことだが許可のない撮影は禁止だ。

その瞬間、色々なことが頭をよぎる。
しばらくはいいむろ一人のソロシーンだが、次のシーンで他のメンバーが出てきてアレをみたら動揺するんじゃないか…。
なんとかやめさせる手は…暗転中の今のうちにこっそり近づいてビデオカメラを取り上げるか?
いや、間に合わない!たとえ取り上げるところまで間に合ったとしてもカメラの処理ができない。
大切なオープニングで明かりがついた途端、いいむろが片手にビデオカメラを持っていたらおかしいし、第一お客さんは意味が分からないだろう…。(想像するとちょっと間抜け…)

結局、そのまま幕をあけてしまった。
その撮影している人の右隣は子供、左は通路、さらに最前列で膝の上にのせて撮影しているので周りは誰も気付いていないようだった。

そんな状況の中、アンサンブルのシーンが終わり、暗転に。
ここしかチャンスがない、とばかりに客席にこっそり近づきビデオカメラを押さえた。

本当は取り上げようとも思ったが、何が起こるかわからない。
先日も名古屋の劇場で客同士のトラブルから上演中に人が刺される事件があったことは記憶に新しい。

「撮影を止めさせる」、とりあえずはそれだけでかなり心穏やかになれる。
そう思って余計なトラブルになることを避けて暗転中にビデオカメラをグッと押さえて無言の「撮影止めろ」のサインをした。

そして次の作品のための明かりが入る…驚いた。
まだ撮影を続けている。

3メートルと離れていない最前列から自分にピッタリ向けられているビデオカメラ。
手の出しようがない。
こんなことで乱されては他のお客さんに申し訳ない。
気持ちを切り替えて作品に集中する。

そして次の暗転。
今度はビデオを手で押さえながらその人にだけ聞こえる位の声で「撮影止めてください」と言った。
それをきっかけに撮影とそれに伴うランプは消えたので少しホッとした。

終演後、場内のスタッフの人が撮影されたビデオテープを回収してくれた。
いつも温厚な生き仏いいむろにしては珍しく頭に血が上ってしまったが、例の「島田伸介涙の会見」の映像が頭をよぎり、殴りかかったりはしなかった。

救いはそんなアクシデントに影響されまいと、みんな力のこもった演技になっていたような。

しかし、ホント舞台は何が起こるかわからない…。



2004.10.21.

今年は本当に台風が多い。

昨日は公演間近と言うこともあり、台風が接近する中、稽古をしていた。
雨風強く心配していたが、帰る頃には雨はやんで道路も乾いていた。
しかし…強風のため電車が止まっていた。

何とかルートを変えたりして無事帰宅。

しかし家に帰り着いて驚いたことがひとつ。
ベランダに見たことのない、長さ4メートルくらいの建物の外壁が二つ折りで飛んできてた。
ちなみにウチは5階…。

一つ間違えたら大参事。
窓ガラス割れなかったのはまさに奇跡。
すこし離れたマンションの外壁であることはすぐに判明したけど、そのマンション、もうボロボロ…。

いよいよ来週は公演。
次の台風が南のほうで控えているのが少し不気味…。

「晴れ男いいむろ」対「台風24号」。
出来れば直接対決は避けたいなぁ…。



2004.10.19.

今日のいいむろは結構忙しかった。
そこでちょっと日記らしく今日一日の行動を振り返ってみる…。

朝、10時三宮発のバスで香川県へ。
今日は月に2回の人形劇学校での授業。普段は一泊するのだが、公演直前なので明日朝から稽古や取材があるので日帰りの強行スケジュール。

バス出発までの時間、コーヒーを飲みながら1年生、2年生それぞれの授業内容をノートにまとめる。
大抵車中は寝て過ごす。
今日も気がついて外を見たら、ちょうど鳴門海峡の渦潮が見えた。

12時ちょっと前に到着。
香川といえばもちろん「うどん」。事務局で車を借りて急いで「かま八」へうどんを食べに行く。
ここのカレーうどんがお気に入り。

13時〜15時が1年生、15時〜17時が2年生。
無理を言って日帰りにしたので2コマ連続…結構キツイ!

17時に終了した後、着替えて打合せや事務処理を済ませて17時56分発のバスに飛び乗る。
三宮までの2時間は爆睡…記憶なし。

20時、三宮のスタバでやっとホッコリ。
明日の稽古の段取りを考える…。

と、今日はこんな一日でした。


<おまけ>
帰りに阪急電車の駅にある蓬莱で「豚まん」を買った。
「からし多めを希望の方はお気軽に…」と書いてあったので、「多めに」と、注文。

帰って袋の中をみて驚いた。
豚まん2個に対して、からしの小袋が20個入っていた。
チューブの練りからしの半分くらいはある。
若手体当たり芸人の罰ゲームか?

「多め」にも程がある…。



2004.10.9.

無事、東京公演もいい手ごたえで終了して、いよいよ大阪公演!

毎年、各回が満席になったら次の年の公演は、1公演増やす…という考えで今年の大阪はなんと5回公演に。
そして内容は去年一昨年よりはるかにハード。(東京公演の時、脱いだ衣裳を椅子にかけていたら、下に水溜りができていました…。)

タイトルはアンバランスですが、なかなかバランスの取れた作品に仕上がっています。
ぜひ皆さん、お越しください!



2004.9.23.

…と、いう訳で…。なかなか日記更新できない日々を過ごしておりました。

釜山公演は大、大、大成功!
立ち見どころか最前列の前にもお客さんが…という状態。
最終日はポストトークがあり、みんなほとんどアイドルのよう…。

翌日は一日オフで買い物やお刺身、焼肉などなど。
公演大成功の思い出と、釜山旅行の思い出と両方できて得した気分!

そして、日本に帰国してからは休む間もなく新作の稽古。
いよいよ今週末、東京の駒場アゴラ劇場で新作「アンバランス」!

毎回のことだが今回も10人乗りの車で9人と小道具の椅子を6脚、無理やり載せて明日早朝5時出発…。
そうなんです、今回は小道具で椅子を使います。

まだ各回、座席に余裕があるそうです…。
ぜひ皆さん、お越しください!



2004.8.31.

釜山二日目。

昨日は着いてから舞台を下見に行ったり現地のスタッフの方と打ち合わせしたり、結構クタクタ…。
翌日の行動なんて疲れててあまり考えられないなぁ…と言いつつ今日は朝からフリーだったのでみんなで海水浴にいってきた!

きれいな海!でも波高い!
なんだか明日からのことをすっかり忘れてリゾート気分…。
8月最後の日にこの夏初めての夏らしい雰囲気。

さぁ、明日は朝から仕込み。
頑張るぞ!



2004.8.30.

毎度のことなのだが…。
現在の時刻は午前4時。もちろん荷造りの真っ最中である。

今回は韓国・釜山国際演劇祭に招待参加!
初の釜山、みんなで楽しんできます。

しかし、心配なのはゆっくり日本列島をなめるように進んできている台風。
どうか明日の飛行機に影響ありませんように!



と、ここからは釜山より。
無事着きました!台風の影響もあって飛行機はゆれました…。

今日のうちにいろいろ済ませられたので明日は一日観光です!



2004.7.19.

先週の火曜日の夜中に無事帰国。
さすがに後半は忙しく、ホテルに戻っても日記を更新する体力がなかった…。

週末のステージは本当にうまくいった!
何より嬉しかったのは上演前、タイトルボードに「NAOKI IIMURO」と出ただけで客席から拍手喝采、口笛、歓声!
本人まだ登場する前なのに、この熱狂ぶり…去年、一昨年の作品をみてくれているリピーターのお客さんたちだ。

すばらしいのはこのお客さんたち、ただ熱狂的なだけでなく、ちゃんと作品をみてくれている。
集中するところはグッと集中して息を殺していたと思うと、おもしろいところでは一気に爆発…。単にお祭り騒ぎではなく、このトータル3時間近くの舞台をしっかり楽しんでいるのがわかる。

お客さんや他の出演者やスタッフの方々からいい刺激をもらって今年の「Pantomime in Bngkok 7」も終わった。

あっという間の10日間。
また来年も参加できるといいなぁ…。



2004.7.7.

バンコク4日目
昨日はあまりに疲れきっていて日記の更新が出来なかった。

早朝のテレビ出演は郊外の高級住宅街のモデルルームのようなところでの番組の収録。
出演はタイの超有名な女優さん。彼女の家、という設定らしい。
こっちの「徹子の部屋」ってところだ。

インタビューとちょっとしたデモンストレーションをすればいいかと思ったら、まず、関係者みんなで和気あいあい「どんな感じにする〜?」みたいなノリ。
なんと台本が存在しない!?
みんな勝手なことを言っている(ように見えた)。

女優の彼女が以前、僕の作品をみていたせいだろう、蛙にこだわっている。
いやでも今回の作品はオボロゲナキオクだから記憶に関したテーマで…。
蛙の王子様とか…蛙が何か思い出すとか!ほら、記憶でしょ?

話がどんどんややこしい方向に進むのを、なんとか軌道修正して落ち着いたのが…

イイムロが家の中にいる
全て無対象のマイムで家具やら椅子やらをみせている
そこに彼女がインタビューに訪れる
いわゆる「空気椅子」に座るように促す…だんだん辛くなる彼女…。

というようなベタな内容に。
オンエアはどんなで出来になるのだろう…ちょっと不安。

今日は午前中からリハーサル。その後はフリー。
明日も一日休みなのでゆっくりできる。
公演前なのであまりはしゃげないけどプールで身体をほぐしたり、マッサージなどに行く予定。

さぁ、週末の公演に向けて頑張るぞ!



2004.7.5.

バンコク2日目

今日は朝から劇場下見、そして昼食をはさんでサイアム・ディスカバリーという、バンコク中心部の百貨店などが建ち並ぶ場所にある広場で公演の記者発表を兼ねたパフォーマンス…。
終わったあとテレビの取材などがあり、渋滞に巻き込まれつつ、みんなそろって食事へ…。

たいした仕事量じゃないはずなのに待ち時間の長さと暑さにやられてしまい結構疲れてしまった。

明日は朝6時に出発してテレビの出演。
そろそろ寝なくては…。



2004.7.4.

無事、バンコク着!

夜中の便で大阪を発ち、翌早朝にバンコク着。
ほとんど寝ていたのであっという間についた感じ。

空港には毎年お世話になってるスタッフのニーがきてくれていて、さっそくホテルに。
ところが朝早すぎてチェックインできない…確かに。飛行機が空港に着いたのが5時前だ。

一旦、別のホテルに連れて行ってもらい昼まで仮眠。
それからウイークエンドマーケットへ。
ここが毎年行くのだが…暑い。
何百という店がひしめき合っていて、30分くらい散策した時点で電池が切れそうだった。

オイちゃん、ニクちゃん、カワテはそれぞれ買い物したようだが、いいむろは結局何も買わず。
スイカジュースを飲みながら外を眺めているだけでも楽しい。
うーん、アジア。うーん、南国。

移動中の車の中でニーが「なおきのファンクラブの人から電話があったよ」なんて話をしてくれた。
ファンクラブ!?なんじゃそりゃ?

夜はエビカニ料理の店に連れて行ってもらい、タイを満喫…。
辛いけどうまい!

今日はこれからが忙しい。
東京から他の出演者やスタッフの人たちが夜中に到着するので、それからミーティングだ。

それまではゆっくりタイ古式マッサージでも…。



2004.7.3.

昨日は秋の公演の打ち合わせに夕方難波へ。

待ち合わせの場所の近くに七夕飾りがあって、自由に願い事を短冊にかけるようになっていた。
あんまり他人の願い事を覗き見するのは良くないか…と思いつつも時間よりかなり早く着いてしまったのでぼんやりみていた。

『彼氏ができますように!』
『宝くじがあたりますように』
『内定もらえますように』

うんうん、なるほど。
願い事とは壮大なスケールの大きな夢、もしくは手の届きそうな現実に後一押しの神頼み!みたいなものなんだろうなぁ〜なんて考えながらみていると…こんな願い事が目に入った。

『無事にお金が返ってきますように』

なんだかリアルだ。
『お金持ちになりたい!』とか『宝くじがあたりますように』とはまったく違う。
さらに字のか細さからたぶん返ってこないであろう雰囲気が伝わってくる…。

すぐとなりの『大学合格しますように!』とのコントラストにちょっと笑ってしまった。

さて、今夜からタイ・バンコクに発つのだが相変わらずのバタバタ状態。
七夕の頃は暑い国で熱いステージをしています!

日記も現地から更新する予定。

さぁ、頑張って荷造りだ…。
『荷造りが無事、間に合いますように』



2004.6.28.

実は今月は高校の先生をしていた。

もちろん非常勤講師。とある高校の「表現」の授業をこの6月担当していた。
週2回、電車で1時間半かけて50分の授業のために行く…。
バイクでも行ってみたのだが、同じく1時間半位かかった上に、この暑さで汗だく、日焼け…。
海沿いを走る景色は良かったのだが、さすがにバイクで行ったのはその一回きりだった。

最近の高校生はどんなもんだろう?という期待と不安…いや、どちらかというと不安のウエイトの方が高かった。

案の定、イマドキの高校生…なかなか手ごわい。
高校を卒業して割とすぐにフランスに渡った自分としては時間が止まっていて、「気分は高校生のまま」なのだが…。
さらに週2回ある授業のうちの1回は金曜日の6時間目、更に5時間目の体育の後…コンディションとしては最悪だ。

まぁそんなムズカシイオトシゴロの生徒達と多少脱線しながらも楽しく過ごすことができた。
今日、最後の授業だったのだが、やっと慣れてきたところだったので少し寂しい気がしないわけでもない。

しかし今回痛感したのは高校の先生って大変だな〜ってこと。
自分自身、高校生の頃は先生につまんないことでくってかかったり、授業中寝ていたり…先生大変だったんだろうなぁ。

車窓から見える海をみながらそんなことを思い出すのでした…。



2004.6.6.

韓国から日記更新が出来なかったので少しまとめて。


スタッフ・キャスト総勢8人、初海外2人を含む我々「いいむろなおきマイムカンパニー」は今回、本当に忙しかった。
公演3回、ワークショップ1回、それぞれの仕込みやミーティング…さらにオープニングの出演を突然前日に依頼されたり…。
ほかの参加団体と比べてもかなり忙しいスケジュールだった。


5/26:フェスティバル初日
オープニングセレモニー出演が終わってホッとするのもつかの間、翌日の公演の仕込みの為、ウエルカムのパーティーは途中退席。
場当たりなどをした後、音響のニクちゃん、照明のオイちゃんを残してホテルに戻った。(この二人がホテルに戻れたのはなんと朝方4時…。オツカレサマデス…。)


5/27:劇場公演
この日は3回する公演のうち、一番時間が長く、場所もちゃんとした劇場なので気合が入る。
実は今回の3回公演、演目は「Reminiscence-オボロゲナキオク-」となっているが、実はそれぞれ持ち時間も場所もバラバラ。
この日の劇場公演は40分バージョン。
ほかの二つは真夜中のお祭りの巨大特設ステージ(ほとんどロックコンサート!)で15分、それと照明の使えない昼間の屋外ステージで30分…。
時間帯や客層を考えてかなり構成演出を変えたので、実質3種類の公演だった。

この日の公演は大成功。
沢山のお客さんに声をかけてもらえた。
同じフェスティバル参加者の人たちも沢山みてくれていたようだった。

終演後、韓国の友人達と食事に。
本場のチヂミ、「マッシソヨー!(おいしいー!)」


5/28:一日中雨…
朝から雨…。
そんな中、野外ライブのステージの打ち合わせ。
雨の為、仕込みが大幅に遅れているのでこの日の夜中(午前1時)に予定していたリハーサルは中止に。
実はちょっとホッとした。

そんな訳で少し余裕のスケジュールでフランスからきたカンパニーの公演をみにいったりゆったり過ごせた。


5/29:真夜中の野外ステージ
この日の昼間はそれぞれテクニカルの打ち合わせやセッティング、いいむろはワークショップ…とバラバラに行動していた。

そしていよいよ徹夜で盛り上がる真夜中のライブ。
地元のお祭りと連動した企画でホントに朝まで何千人がドンチャン騒ぎ…。
韓国人のパワーはこんなところでも見せ付けられる。

僕らは午前2時30分の出番がずれて3時30分に…。
そんな遅い時間なのにお客さんのテンション高っ!
推定2000人以上のお客さん、みんなタテノリです。

このステージ、広さはは縦横がそれぞれ12〜13メートル。
ステージ両脇には大型スクリーンがひとつずつあり、クレーンカメラを含むカメラ3台の映像が映し出される。
照明も普段いいむろが使うことのないグルングルン自分で動く照明が何十個も…。
スピーカーも半端な数じゃない!身体がゆれる…。

こ、これは…めったに経験できない!楽しもう!
ってなわけですごい照明、音響、さらに熱狂的なお客さんで気分はマイケル・ジャクソン!?

さすがにすごい拍手…。
過去最大の動員数?

最後に挨拶する時に小道具として使った新聞紙を客席に投げ入れたら、うばい合いになっていた。
調子のりすぎ?

出番が終わってホテルに戻った時には午前5時近かった。
でも川の向こう側からはまだイベントが続いている音が聞こえている…。


5/30:フェスティバル最終日
さすがにみんな起き出したのは昼近く。
みんなで食事へ。

考えてみればこの滞在期間中に朝ごはんを食べたのは1回だけ。
深夜のミーティング、仕込み、そして本番などが多いせいで朝起きられない。
フェスティバル最終日だというのに食事のクーポンはかなり残っている。

この日は夕方16時30分から最終ステージ。通称「森のステージ」
実はこの作品、一回しか稽古していない、さらに全員では一度もやっていなかったりする…。
森のステージというだけあって木洩れ日の中、気持ちいい。
リスが走っている。
軽く木陰でリハーサル。

稽古不足の心配をよそに本番はうまくいった!
ただ計算外だったのは予想以上に暑く、さらに体力を使う作品だったので終わったあとは足がガクガクだった。

そしてこれが今回のフェスティバル全体の最後のステージだった。
なんだかオープニングの最初の出演に始まり最終ステージも…。
「いいむろなおきマイムカンパニー」に始まり「いいむろなおきマイムカンパニー」に終わった感じ?
偶然でも気持ちいい!

僕らは着替えてクロージングパーティーへ。

この時、僕ら「いいむろなおきマイムカンパニー」が第1回トッケビ・ナンジャン・アワードに選ばれたことを聞かされた!


5/31:そして翌日…
トッケビ・ナンジャン・アワードでもらった賞金の一部はさっそく焼肉となり、僕らの胃の中に消えていったのでした…。

忙しかったけど本当に楽しいフェスティバルでした!



2004.5.20.

季節外れの台風で一日中雨だった。

こんな日に限って午前中から移動が多い。
朝、家を出るときにたまたま雨が降っていなかったのでバイクで出たら見事に帰ってくるときはずぶぬれになってしまった。

今月だけ専門学校へ教えに行っているのだが、これがおもしろい。
かなり大きな専門学校で、音楽やダンスなども細分化されていて、コースもカリキュラムも多彩だ。

今日も個性的な学生達…いろんな種類のミュージシャンやダンサーの卵達…を横目に職員室へ。
職員室といっても普通の学校の職員室とはイメージはかなり違う。
専門職の先生方なので…ひと癖もふた癖もありそうな不良っぽいオトナの人が一杯だ。(失礼!)

職員室に入るとまずタイムカード。
ずいぶん昔、アルバイトしていた頃に使った覚えが…。
カードを差し込む…時間を刻印する「カリカリ…」って音。
普段と違う、「仕事」をしている実感。

受け持つ生徒は18、19歳のダンスを勉強している人たち。
さらに全員女性。
みんな目的がはっきりしているから真面目に取り組んでくれるし、ノリも良い。

さすがに年の差を感じるが、今日、マイケル・ジャクソンの話しが出たとき意外にもみんなよく知っているようで、なんとなくホッっとした。

やっとみんなと打ち解けた感じがしてきたところだったのだが、残念ながらマイムの授業は今日で最後だった。

着替えて職員室に向かいながら、さっきのマイケルの話題を思い出していた。
マイケルに夢中になったのはちょうど中学二年生の頃だった。
中学二年生?今から…18年前!?

そう、いいむろ少年が教室の隅でムーンウォークをしていたあの頃、彼女達は「おぎゃー!」と生まれたってことなのだ…。

タイムカードを機械に通し、雨の降っている外に出たいいむろは太陽の出ていない空を見上げ、まぶしくもないのに、まぶしそうな目をするのでした。



2004.5.15.

いよいよ韓国・春川(チュンチョン)マイムフェスティバル出発まで一週間だ。

今回はスタッフ、キャストあわせて総勢8人と、かなりの大所帯だ。
去年はソロで手ごたえあったので、アンサンブル作品でどんな反応がかえってくるか楽しみだ。

参加するメンバーの中には韓国はもちろん、初の海外という人が二人もいる。
いろんな意味で緊張しているようだ。
そりゃ初海外で作品上演…なかなかこんな経験ってないだろうなぁ。
おやつは500円までですよー!なんて。

とにかくあと一週間。
しっかり稽古していい作品に仕上がれば楽しいフェスティバルになるだろう。

そしてみんなでヤキニク、ヤキニク…。
楽しみ楽しみ…。



2004.4.14

無事帰国!

かなり時差ボケ…。
今日から稽古だったのだが、かなりフラフラだった。

パリの様子で変わったところはいろいろあったが、3年前と比べて変わったことのひとつに日本と同じく、ビッグスクーターが流行っていたこと。
ちょっとマニアックな話だが、ビッグスクーターとは排気量の大きなスクーターのこと。
シート下にたくさん荷物も入り、ゆったり乗れて2人乗りも楽ちん。
この便利な乗り物にいいむろも乗っているのだが、なんとパリで一番走っているのはいいむろと同じ車種。
日本ではマイナーな車種なのでちょっと意外。
やっぱりいいむろは感覚がフランス人的なのかしらん。

変わらないこともたくさんあった…というか日本に比べたら変わってゆくスピードが極端に遅い。
スーパーに置いているお菓子もカフェのメニューもメトロで下手な演奏をしているギターのおじさんも以前と同じだった。
パリに住んでいる頃、日本に一時帰国するたびに、「たった1年でこんなに変わるのか!」とおどろいたものだ。

と、パリで買ってきた Galettes St Michel …クッキーやビスケットのようなお菓子…を食べながら日記を書くのでした。
(ちなみにこのパッケージも知ってる限り10年以上変わっていない)



2004.4.12.

パリ最終日。

結局何かと忙しく日記の更新ができなかった…。
また機会があれば今回のパリでのエピソードは思い出した時に。

今回は師匠であるマルセル・マルソー…Monsieur Marceauに会うこともできた。
ほんの挨拶だけのつもりだったのだが、5月の韓国で行われる春川国際マイムフェスに参加することの話をしたら、
「終わったら必ず報告をFAXすること。」
…と、つまり宿題を出されてしまった。

自分のマイムの原点である場所で原点である人と再会できて、ちょっと引き締まる思い。

さぁ、帰国したら春川の稽古!
さらに夏、秋の新作も!



2004.4.6.

無事パリ到着。

滞在はサンラザール駅の目の前のホテル。
眺めがよい!

今日はぶらぶら久しぶりにいろいろ散策した。
しかし、やはり心配していた通り、ユーロがピンと来ない…。
高いのか安いのかわからない。

あともうひとつ、天気がめちゃくちゃ。
世界の天気予報でパリは、この一週間毎日、雨のち晴れとあった。
確かに雨のち曇りでも曇りのち晴れでもなく、雨のち晴れだ。
大雨だと思ったらしばらくすると晴天に…そしてまた雨…。
明日はカラっと晴れるといいなぁ。

およ3年ぶりのパリだがあまり違和感なく過ごしている。
パンがうまい〜!



2004.4.5.

今日からフランス〜!

実は10日ほどパリに行ってきます。
通貨がフランからユーロに変わってから行ってなかったので、何だか初めての国に行くような感じ…。

また向こうから日記更新します…ってホント海外に出ないとなかなか日記が更新できない。

久しぶりのパリは楽しみなんだけど、帰ってきたら桜の季節は終わっているんだろうなぁ。
それが唯一残念!

と、現在3時AM。
そろそろ荷造りをしなくては…。



2004.3.5.

最近の黄砂まじりの雨は本当に厄介だ。

黄砂…初めてこれが遠く中国で舞い上がった砂だと知った頃は、なんだかそのスケールの大きさに感動した覚えがある。
しかし今はまだ新車の黒いバイクをヒョウ柄に変えてしまう厄介な存在だ。

あまりに汚いので出かける前にちょっと汚れを拭いたりしていると、その度にお向かいの奥さんに目撃されてしまう。
先日も「いつもバイクきれいにしてるねー」と言われてしまった。
なんとなく平日の昼間からバイクばかり磨いていると思われたくないので最近は出来るだけコソコソやっている。

今日も小雨が降ったようで斑点がたくさん出来ていた。
視界が悪いのでフロントスクリーンの汚れを拭いていると、向こうからお向かいの奥さんが!
慌ててヘルメットをかぶり、出発した。

よく考えたら何も後ろめたいわけではないのだが…。
早く黄砂の季節か終わることを祈るいいむろでした。



2004.2.16.

「マイムの時間」無事終了。

300人を超えるお客さんにお越しいただき、楽しくステージを終えることが出来ました!
ありがとうございました!
早速たくさんのメールをいただきました。お返事必ずいたしますので、気長にお待ちください…。

みに来てくれたお客さんの中には、なんと遠く韓国からも!?
実は去年、春川(チュンチョン)で知り合った劇団の方がちょうど出張で来られていて…タイミングよくこの日に関西だったので、みに来てくれたというわけ。
公演終了後、いいむろ、にくちゃん(音響)、おいちゃん(照明)、かわて(制作)、だてっち(舞監)の通称“チームいいむろ”と韓国からの客人二人とでスタバに入った。

ちなみにこの“チームいいむろ”の5人(スタッフ4人出演1人)で舞台セットもほとんど使わず公演してしまう。
たった5人で!なんて無駄のない集団!と思うことある。
前日の舞台仕込みも3時間ちょいで終わってしまうしバラシ(終演後、舞台を元どおりに戻す作業)もあっという間。
一番時間がかかってるのはいいむろの楽屋片付け…。それをみんな待ってくれている。
ちょっとお芝居や舞台を知ってる方にはわかると思うがこれは驚異的なスピードと無駄のなさだ。
例えて言うなら出前を頼んで電話を置いたとたん玄関で「ピンポーン!」みたいな…そんな感じ…かな?
とにかくスバラシイ人たちなのです。

韓国からの客人と“チームいいむろ”で楽しくお茶をしている流れで結局、ウチに泊まることに。
そこからが大変だった。

にくちゃんとかわてで客人を大阪城見物に、おいちゃんとだてっちで買出しに、いいむろはもちろん部屋の片付け…特に公演前は足の踏み場もなくなっている。

舞台で培ったチームワークでなんとか客人到着までに部屋は片付き、買い物も終了。
そしてみんなで宴会がはじまった。
いいむろは公演の疲れから午前3時に電池が切れたがみんな朝まで…。

昼過ぎの新幹線で客人は次の訪問地、山口県へ。
みなさんお疲れ様でした。

素晴らしき“チームいいむろ”。
この5人で小料理店を開いても成功するかも…なんて思ってしまうのでした。



2004.1.31.

「冬のソナタ」に軽くハマってしまった。

「冬のソナタ」…知っている方も多いと思うが韓国で大人気だったテレビドラマだ。
日本でもBSで放送されてちょっとしたブームになったらしい。
特にドラマがみたいと言う理由ではなく、去年マイムフェスティバルで滞在した春川(チュンチョン)が舞台になっているというので軽い気持ちでみはじめたのだが…ハマってしまった。

知っている場所が出てくる楽しさも手伝って見続けていたのだが、結構おもしろい。
ストーリーや展開は偶然や奇跡が起こり過ぎの、まさにミラクルのインフレ状態。
まるでドラマ。ありえない!

キャラクターもわかりやすすぎ!
清楚で美しい主人公。その幼なじみの婚約者。そこに現れる長身で男前、でもどこか影のある男。意地悪でトラブルメーカーな女…等など。
ほとんど少女漫画のキャラクター設定に近い。

日本のドラマが忘れかけている、いい意味で単純な虚構の世界がここにはある。
確かに最近はドラマだけでなく、あの『仮面ライダー』まで妙にリアルでマニアックだし…。
多分、その単純明快なあたりが日本でも受けた理由ではないだろうか。

しかし…「冬のソナタ」、あの終わり方…ラストシーンには納得できない!と思っているのはイイムロだけじゃないような気がするのだが…。

気になる方、近々地上波にも登場するという噂も…。
待ちきれない方、DVDも出てますよ…なんて。



2004.1.29.

連日のマイム講座だった。

先日のワークショップから始まり8日間、毎日どこかでマイムの講師として教えていた。
体力的にもハードだったのだが、一番に症状が出たのは意外にもノドだった。

風邪でもないのにノドがガラガラになってしまった。しゃべり過ぎかな…。
どうしても教える時は説明が多いので…と言いたい所なのだが多分、余計なことや冗談ばかりしゃべっているのかもしれない。

ワークショップのアンケートにもよく、「いいむろのしゃべくりがおもしろかった…」と書かれる。
いったい何のワークショップだか。
嗚呼、これが関西人の性なのね…。



2004.1.8.

今年もたくさんの年賀状をもらった。

毎年凝ったデザインのものや一発芸のような思わず吹きだしてしまうようなインパクトのあるものがたくさんくる。

その中で今年いちばん大笑いした年賀状。
それはとあるイベント会社からきたもので、デザイン面は普通だったのだが、宛名が…

いいむろなおきマイムカンパニー
係長 いいむろなおき様

と、なっていた。
多分、入力ミスなんだろうがなんでまた「係長」?
部長でもなく、係長というあたりでツボにはまってしまった。

晴れて「代表」昇格しました。修正お願いしまーす!



2004.1.1.

こんなに1年を早く感じたこともなかった。

夏の公演が終わり、気がつけば秋…そして年末…あれ?クリスマスってあったっけ?
大晦日…カウントダウン…あ、年が明けた。
ホント、そんな感じの年末年始だった。

2003年は忙しかったが充実した年だった。
今年はさらに飛躍の年に!
と、鼻息も荒く思っております。


元日の今日は家族と共に京都の祖父母、親戚のところへ。

実家で出発前に弟が今年7歳になる従妹の子供用にお年玉を用意している。
ん!?…ちょっとまって!今、ポチ袋に入れたの千円札?
去年と同じく500円じゃないの?足並みそろえようぜ!
それに兄弟間で兄のほうが額が低いのはちょっと…。

すると弟いわく、もともと妹が千円を入れて用意していたらしい。
弟としても末っ子である妹より額が低いのは…と思い足並みをそろえたらしい。
さらに妹は今日はバイトで不在。我々が妹からの分も預かって持って行き、一緒に渡すことになる。

自分が子供のころは親戚中からお年玉をもらい、うれしいだけだったが多分裏ではさまざまなドラマがあったのだろう。

しかし前年度比100%アップってのはプロ野球選手なら大出世だ。
もちろんお年玉に750円とか入っていてもいやだ。キリが悪すぎる。
来年は据え置きになるか、それともキリよく100%アップか?

そんなことを考えながら「大人の夢のお年玉」ジャンボ宝くじの当選番号を照らし合わせ、元日の夜はふけてゆくのでした…。





以前の日記 最新の日記


/ mail /


このホームページに掲載の「写真・ロゴ」「記述」等は全て、許可なく転載、複製を禁じます。
(C) IIMURO NAOKI MIME COMPANY